所沢市薬剤師会第4回学術講演会
3月29日は19:30から所沢市民文化センターミューズ 第2展示室にて第4回所沢市薬剤師会学術講演会でした
今回もたくさんの会員さんにご参加いただきました。この日は株式会社ツムラさんと共催で前半は製品紹介、後半は特別講演でした。
特別講演「私の漢方薬の使い方」の演者をお務めいただいた平林多津司先生。
講演の最後には安達新会長がご挨拶され、総会で理事が選出され会長に就任されたことや、4月からの講演会からは会員以外の方々からは500円の参加料を徴収することなどについてお話しされていました。
所沢市薬剤師会は既に新体制がスタートし、各担当理事の活躍により、いろいろな事業が進められています。
事務所の機器入替作業を行いました
3月29日は朝10時から薬剤師会事務所にてコピー機の入れ替え作業でした。
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コピー機の入れ替えと言っても、実態は複合機ですからコピー・FAX・プリンターの入れ替えとなります。その上、当会の事務局はそれなりに合理化、省力化を進めていて、PCとの連動も図っている関係から、入れ替えも簡単ではありません。
機器を物理的に入れ替えた後、プリンター、FAXのドライバをPCにセットアップし、通信環境のテストを行い、関係するアプリの設定を変更、アプリのプログラム処理が正常に行われるか確認作業をしていきます。
この日は、納品業者さんやシステム屋さんの立会いのもと、設置作業と各種設定作業が行われました。幸いにして通信関係は滞りがなかったのですが、場合によっては通信関係の業者さんにもご足労願うことがあります。
事務の合理化は、見方を変えると多職種連携の現場とよく似ています。それぞれの専門職が持ち場の環境設定を確実に行って、全体として滞りなくシステムが流れるように仕上げていきます。全体を統括するのも大変ですが、どこかで不具合が生じたときにそれぞれの専門家がいないと解決できないものです。
今回の機器の入れ替えに伴い、更なる支出削減を考えて合理化を進めました。そのため、事務の手順に変更が生じた個所もありますので、事務員さんが慣れるまでが運営管理という観点で見守っていきたいと考えています。
市役所、医師会、大学と打合せ
3月27日は19:30より三ヶ島まちづくりセンター会議室にて、市役所、医師会、大学と事業打合せでした。
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この日は平成29年度事業で行う「かかりつけ医、薬局を活用した医療の適正化事業」に関する事業内容やプロトコールについて協議しました。
当会からは加藤理事、大塚理事も出席し、新任の理事さんの活動開始となりました。新年度は新しい事業形態で連携事業を行っていきます。
事業説明会も予定していますので会員の皆さんにもご参加をいただきたいと思います。
厚生局で面談
3月27日は13:30から関東信越厚生局にて意見聴取の面談でした。
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この日は新規開業の医療機関と薬局において建物の賃貸借契約がある場合の独立性の担保について意見を求められました。
昨年からの規制緩和により、医療機関と保険薬局間の移動にフェンス等の仕切りによる構造上の分離については、画一的な運用をしないことになりましたが、これは構造上の独立に関する規制緩和であり、経済的な独立性については緩和の対象となっていないことなどを意見陳述しました。
当該事例については、担当官が判断するのですが意見聴取とは言え、考え方を求められるのは重責であると認識しています。
県薬 保険薬局・保険薬剤師のための講習会
3月26日は13:30から県民健康センターにて、平成28年 保険薬局・保険薬剤師のための講習会でした。
この日は、講演の第一部として、埼玉県保険医療部 健康長寿課から坂副課長をお迎えして「健康長寿サポーター養成講習」を行い
第二部として、日本薬剤師会から渡邊常務理事をお迎えして「薬剤師を取り巻くICTの状況と対応について」を行い
第三部として、埼玉県薬剤師会の池田常務理事に「埼玉県における健康サポート薬局の現状と理念」についてお話しいただきました。
そのあと休憩をはさんで上記の3演者をパネラーにお迎えして、埼玉県薬剤師会斉藤副会長が座長となり「健康サポート薬局のこれから」という演題でパネルディスカッションを行いました。
これからの薬局の進む方向を確認して、かかりつけ薬局や健康サポート薬局の成り立ちなどについて深く勉強する一日となりました。